なんか矛盾したタイトルやけど、実際、ストーンズ・ファンってホント大嫌いやねん。
そう言うわたしは、1986年に『DIRTY WORK』を聴いて以来の、“大”のストーンズ・ファンやねんけどね(笑)。
なんでストーンズ・ファンが嫌いなのか.....? 一番に思うのは、いまだに(真剣に)「世界最高のロックンロール・バンド」だと、平気で言い切るところ。
確かに、そんな時代もあったんやろ。
でもそれは35〜36年も前の話で、今現在、昔ほど影響力があるかと言えば、無いに等しい。
60年代後半から70年代前半の黄金期からの影響ならいざ知らず、ここ20年のストーンズからの影響は皆無かもしれない。
得に若い世代のバンドに対しては。
それを知ってか知らずか、いまだに「世界最高のロックンロール・バンド」とは、聞いてるこっちが恥ずかしくなってくる。
確かに、ロック・スターの定年をどんどん引き上げてる功績は素晴らしいものがあるけどね。
ちなみにストーンズの場合、ライヴではないですから。
あれは上質のロック・エンターテイメントショウです...ショウなんです。
最近、ストーンズの活動が再開されたので、ストーンズ関連の掲示板を覗いてみたが、そこで話題になっているのは「どんなレアな曲を演奏するか」とか「オープニングの曲の予想」とか、要は過去の名曲を聴きたいって話題ばかり。
確かに、再びワールド・ツアーに出るって事もあるが、そこに新作についての話題は無かった。
そんなに過去の名曲が聴きたいの? わたしは、そんなノスタルジックな趣味は無いよ。
過去の名声で評価されるより、新しいアルバムを出すんであれば、その新作を評価されたいと思うけどね。
そりゃ分かるよ。
みんなコンサート会場には、新曲なんかより過去の名曲や、今まで演奏してこなかったようなレアな曲が聴きたいってことは。
でもそれじゃ、晩年、金持ちのオッさんやオバはん相手にラスベガスでショウをしてたプレスリーと変わらへんやん。
そんなのダサすぎるやろ。
そして、新しい音に対してのアレルギー 要は、現在進行形のロックを単なる過去の焼き回しって言葉で片付けて、強烈な拒否反応を示すところ。
でも、ストーンズを彷佛とさせるような音は一定の理解を示すこの態度。
ストーンズこそ、大いなるマンネリの権化のような存在やのに。
一つの例として分かりやすいんが、プライマル・スクリームの『GIVE OUT BUT DON'T GIVE UP』は好きやけど、『VANISHING POINT』以降はダメってヤツ。
どうも、あるところで彼らの時間は止まってしまったらしい。
よくコンサート会場で目にする光景 多分、60年代や70年代の黄金期をリアルタイムで接した人達だろう。
40〜50歳くらいのおっちゃん。
ボサボサのロン髪にぶよぶよの腹に洗濯しまくって色褪せたTシャツ。
パンパンの足にピチピチのジーパン。
ハッキリ言ってダサい。
彼らの好きだったストーンズは、当時、とてもファッショナブルな存在だった。
そんな時代を見てきてその格好は無いやろう。
なんで、ロック=黒に長髪なん?
んで、黒のグラサンとかやったら最悪。
歳とって体型が変わって無理やったら、そんな格好やめたら。
誰しもミックやキースみたいに歳をとりたいけど、そうもいかへんのよ。
チャーリーみたいに、ビシッとスーツでキメるのもカッコいいでぇ。
わたしはある意味、「カッコさえ良ければ全てよし」って言葉は正解やと思う。
人それぞれ自分にあった格好ってのがあるねん。
そんなおっさん達に、ストーンズはどうのこうのだの言われたく無い。
しかし、ハッキリ言ってローリング・ストーンズとは、過去の遺産で食ってるバンド。
誰も新作なんかに興味を引かない...少なくともコンサート会場ではね。
ここまで言ったら、「お前ホンマにストーンズ・ファンか?」って言われそうやけど、大のストーンズ・ファンですよ。
あっ、それからここで言うストーンズ・ファンとは、わたしの周りにいるファンや実際目にしてきた人たちのことで、全てのストーンズ・ファンではないですから...慌ててフォロー(笑)。