「どんなバンドが好きなん?」って聞かれるのが一番こまる。
ある程度いろいろ聴いてるし、その時々によっても変わるから、なんて返事していいのかわからないときもある。
しかし、ローリング・ストーンズは間違いなくT.A.Frayの背骨で、このバンドだけは聴いてる音楽の中心にいる。
そしてストーンズを通して、いろんな音楽やアーティストを知った。
T.A.Frayがストーンズを知ったのは16歳の高校1年生のとき。
今から19年前になる。
まだCDが出始めたころで、『DIRTY WORK』が発売され "Harlem Shuffle" がスマッシュヒットしていたころ。
それまでに、TVやラジオで "Angie" や "Let's Spend The Night Together" 、"She's A Rainbow" なんかは聴いたことがあったと思うが、アルバムをちゃんと聴いたのは始めてだった。

高校1年生のとき、隣に座る可愛い子が持っていたレコードジャケットに目がいった。
なんとかその子と話す機会を伺っていたT.A.Frayは、ここぞとばかり話かけたのを今でもよくおぼえている(笑)。
その子は3曲目の "Harlem Shuffle" がお薦めって言って、レコードを貸してくれた。
めちゃカラフルで、中央のソファにど〜んと座るキースがカッコよくて...ただそれだけだったのだが、こんなに長い付き合いになるとは思いもしなかった。
家に帰り、早速ターンテーブルにのせると、1曲目の "One Hit (To The Body)" に度肝を抜かれた。
こんなにワイルドで荒削りで、ストレートなロックンロールは今まで聴いたことがなかった。
さらに追い討ちをかけたんが、その "One Hit (To The Body)" のビデオだった。
その頃のバンド内におけるミックとキースの対立なんて知るよしもなく、鬼気迫る映像にドキドキしていた。
当時のストーンズは、前年にミックがソロ・アルバムをリリースしたことによってキースとの対立が激しくなり、バンドの存続が危ぶまれていた。
『DIRTY WORK』は、ソロに関心が向いていたミックのかわりにキースが主導権を持ち、久々のツアーを視野に入れたライヴ映えする曲が多く、荒削りなロックンロールが聴ける。
結局、ツアーは行なわれることもなく、ファンの間でも評価の低いアルバムだった。 そして、その女の子は親友の彼女になった(笑)。
サーフ系のミュージシャン、ジャック・ジョンソンが設立したレーベルよりデビューした、元プロ・サーファーのドノヴァン・フランケンレイター。
これがデビュー・アルバムだが、過去に来日公演を4度も行ない、日本でも人気のあるサーファー・ミュージシャン(らしい)。
サーフ系だからといって、夏を直接イメージするほど季節限定モンでもないし、邦楽でよくある「海」「青い空」「ひと夏の恋」ってなノー天気なものでもない。
全体的にアコースティック・サウンドに包まれており、爽やかな、まったりとした「癒し系(死語?)」の音が聴ける。
とにかく「シンプル」って言葉がぴったりハマる。
そして何よりも、音のひとつひとつを大切に作ったのが、聴いていてこちら側にとても響いてくる。
そして、彼の枯れた声がなんともT.A.Fray好みでもある。
本作のプロデューサーでもあるジャック・ジョンソンがギターで参加している他に、G・ラヴもギターやハーモニカで参加している。
だからか、どこかブルージーな側面も感じられる。
オススメ度(5点満点)
★★★☆
ロック史上最大のロック・フェスティバル ... ユートピアを夢見た時代ついに今年の夏はロック・オデッセイ にフジロック・フェスティバル、そして、サマーソニックと、真夏のフェスが3週にわたって開催されることになった。
今ではすっかり日本にも定着したロック・フェスだが、今から35年前に世界中に知れわたったロック・フェスティバルがあった。
「ウッドストック・ミュージック&アート・フェスティバル」1969年の夏、ニューヨーク郊外で行なわれたこのフェスティバルは、今だに良くも悪くも語られることも多い。
愛と平和の祭典と呼ばれるくらい、時代とシンクロしていたロック・フェス。
今回は、35年前に開催されたロック史上最も有名なロック・フェスティバル、ウッドストックを特集した。
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愛と平和の祭典と呼ばれたフェス ...野外ロック・フェスティバルの全盛期だった60年代後半、後にまるで伝説のように語られることとなるロック・フェス「ウッドストック」が開催された。
ウッドストック・フェスティバルは、1969年の8月15日から17日までの3日間、ニューヨーク郊外のベゼルという小さな町にあるヤスガー農場で行なわれた。
当時、ボブ・デュランがバイク事故で隠遁生活を送っていたことや、多くの芸術家が住んでいたことで知られていたウッドストックで開催される計画だったが、開催直前になっても会場の都合がつかず約1月前にヤスガー農場に変更になった。
前売り券を20万枚発売してコンサートが開催されたが、いざ始ってみると30万人とも40万人ともいわれる聴衆が集まった。
さらに金網を壊して入場する人が続出し、主催者側は途中からこのコンサートをフリーコンサートとすると宣言した。
予想をはるかに超えた聴衆が集まったため、食料や医療物資、トイレなどが不足し、しかも2日目には長雨にもたたられるなどの悪条件がかさなった。
しかし、聴衆は食料や飲料水をわけあうなど、お互いに肩を寄せ合ってこの困難を乗り越えた。
60年代後半、世界中で巻き起こっていた学生運動やベトナム反戦運動などともリンクし、当時の若者文化(カウンター・カルチャー)の新たな可能性を示す象徴的なコンサートとして語られるようになった。
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1994年 ... T.A.Frayがウッドストックに興味をもつきっかけとなったのは、1994年にウッドストック開催25周年を記念してウッドストック94が開催された頃。
ちょうどこのとき、1969年のウッドストック関連の書籍やサントラの再発、今まで未発表だった音源を多数収録したボックス・セットの発売など、ウッドストックの再評価の気運が高まる中だった。
それと同時期にクロスビー、スティルス&ナッシュにハマり、このグループが出演し映画にも象徴的にとりあげられたウッドストックにとても興味をもった。
40万人もの聴衆が、ただ音楽を楽しむためだけにあつまり、悪条件の中、1つの空間をみんなで共有していた。
音楽の力で本当に戦争を終わらせることができると信じ、「ラヴ&ピース」が今より真実味を帯びていた時代。
自分の生まれた年の空気を少しでも感じたくて、ウッドストックについて調べ始めた。
1994年は、ウッドストック94が開催され、ストーンズは全米ツアーの真只中、そしてイーグルスは再結成した。
いったい今は何年なんだ? という声もよく聞かれた、70年代リバイバルの年でもあった。
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出演アーティスト ...DAY.1 / 8.15- Richie Havens - Country Joe McDonald - John B. Sebastian - Incredible String Band - Sweetwater - Bert Sommer - Tim Hardin - Ravi Shankar - Melanie - Arlo Guthrie - Joan Baez
DAY.2 / 8.16- Quill - Keef Hartly - Santana - Canned Heat - Mountain - Janis Joplin - Sly & The Family Stone - Grateful Dead - The Who
DAY.3 / 8.17- Jefferson Airplane - Joe Cocker - Country Joe & The Fish - Ten Years After - The Band - Blood Sweet And Tears - Johnny Winter - Crosby, Stills, Nash & Young
DAY.4 / 8.18- Paul Butterfield Blues Band - Sha-Na-Na - Jimi Hendrix
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ヒッピーとフラワー・ムーブメント ...1960年代、サンフランシスコで出現したヒッピー。
ベトナム戦争を契機に既成のモラルや習慣にとらわれず、宗教と自然回帰を呼び掛け、自由な生き方を選んだ若者達が現われ、ヒッピーと呼ばれた。
長髪にTシャツ、ジーパンというスタイルに、フリー・セックスやマリファナ、LSD、などで象徴されることも多い。
「ラヴ&ピース」を掲げ、ベトナム反戦やマリファナ解禁などを訴える運動を起こし始めた。
これがいわゆるフラワー・ムーブメントと呼ばれるもので、60年代後半にピークを迎えた。
フラワー・ムーブメントは、ヒッピー発祥の地サンフランシスコを中心にアメリカ中を席巻した。
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