Heart Of Stone

if you can't rock me, nobody will.

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PEARL JAM

T.A.Frayにとってパール・ジャムとは、CDは一応全部持っているが別に熱心なファンでもない。
あまりくり返しCDを聴いたこともないし、曲もあまり知らない。
そんな程度だったが、最新アルバムの「ライオット・アクト」が結構よかったのと、友達に誘われたんで始めてパール・ジャムのライヴに行ってきた。

この日はどうしても仕事が休めず、仕事が終わってから急いで会場の厚生年金会館まで行った。
6時開場、6時半開演ってなっているけど、「時間どおりには、始まらんやろぅ」って思っていたら開場に着いたのが6時半前。
すでにグッツ売り場には、長蛇の列ができていた。
ライヴに行くとパンフレットとTシャツを買うのが楽しみなんで、焦って列にならんだ。
結局、無事買えたが、座席についた直後にメンバーがステージに現われた。
アブナイ、アブナイ。

オープニングは "オーシャンズ" 。
早速、知らない曲。
「やべぇ〜なぁ〜、もっと予習しとけばよかった」と思ったが、スローな曲なのにグイグイ曲に引き込まれていく。
普段、エディのヴォ−カルスタイルはあまり好きじゃないんだけどね...。
続いて、「ライオット・アクト」から "ラヴ・ボート・キャプテン" 。
この曲もスローな出だしだが、どんどんテンションを増していく。
いつの間にか完全に引き込まれていた。
「やっぱ“生”は違うなぁ」って痛感してしまった。
今回のツアーから参加している、ブ−ム・キャスパ−のキーボードもいい味をだしている。
そして、 "イーブン・フロー" 。
こんなに早い段階で、この曲が聴けるとわ。
CDよりもテンポをあげ、よりパンキッシュに。
「カッコええやん!」
これ、正直な感想。
マイク・マクレディの長いギターソロも観客を煽り、ダレることが無かった。
パール・ジャム初体験のT.A.Frayにとって、ギターソロのほとんどをマイクがとっていたのには少し驚いた。
この時エディはステージ横に一旦引っ込んだんだが、何かを探しているみたいで、きょろきょろしていた。
するとスタッフが飛んできて、エディがさっきまで着ていたシャツを渡した。
「なんや、タバコ探しとったんかい!」
思わず、ツッコミそうになる光景も。
そしてタバコをふかし、楽しそうにマイクのソロを観ている姿はとても印象的だった。
また時折メモを片手に、一生懸命に曲紹介をする姿も見られた。

T.A.Frayが一番好きなアルバムは「ヴァイタロジー」だ。
だから "レザー・マン" から、間髪入れずに "ベター・マン" のイントロが始った時はメチャメチャ興奮した。
この曲を聴けただけでも、このライヴに来たかいはあった。
この時、会場中は大合唱。
T.A.Frayも、もちろん大合唱。
唯一かなぁ、パール・ジャムで歌える曲って。
また、"サビング・マイ・ウェイ”のイントロでエディのアコギのプラグが外れ、音が途中で消えるアクシデントもありながら、時間を忘れたような、永遠に続くように感じられた(実際長かったんやけどね)。
そして、「ライオット・アクト」からの "セイヴ・ユー" 。
これがアルバム・ヴァージョンよりパンキッシュで、カッコいい。
「ライオット・アクト」の中で一番パール・ジャムらしい曲で、アルバムの中で一番好きな曲。

この曲で一旦メンバーはステージを降りたが、再び登場したアンコールも長い。
下のセットリストの通り、6曲も演ってくれた。
そしてこの日のハイライトが、エディがソロで聴かせてくれた "ラスト・キッス" 。
この曲に再びT.A.Frayは大合唱。
会場が何か暖かいものに包まれた瞬間だった。

マイクが突然ストーンズの "ジャンピング・ジャック・フラッシュ" のイントロを弾き始め、それに合わせてエディがTシャツの前をくくり、へそを見せてミック・ジャガーの真似を始めた。
スト−ンズファンのT.A.Frayにとっては一瞬喜んだのだが、それも呆気無く終わり、ラストの曲 "アライヴ" へと流れこんだ。
この曲に会場は大合唱。
当然、T.A.Frayもね。
感動のフィナーレだった。
特別ファンでもなかったが、実際ライヴを体験して「ええやん!!」ってのが正直な感想。

特別何も仕掛けのないステージだが、音楽だけでこれだけ引き付けられるとは正直思わなかった。
まさに観ると聴くでは、えらい違いだった。
やっぱ、エディってカッコええわ。


セットリスト
1. Oceans
2. Love Boat Captain
3. Do The Evolution
4. Ghost
5. Even Flow
6. Grievance
7. Off He Goes
8. Wish List
9. 1/2 Full
10. Once
11. Nothing Man
12. Leatherman
13. Better Man
14. Insignificance
15. Go
16. I Am Mine
17. Thumbing My Way
18. Faithful
19. Porch
20. Save You
アンコール
21. Breackrfall
22. Corduroy
23. Thin Air
24. Small Town
25. State Of Love And Trust
26. All Or None
アンコール 2
27. Last Kiss
28. Smile
29. Alive


今回のパール・ジャムのツアーは、全公演を録音されており、またまたブートCDとして発売している。
今回はネットのみの販売だが、公演終了後、早速申し込んだ。
CDが届くまではMP3音源が、サイトからダウンロードできる(もちろん購入した人だけよ)。
こんな経験は始めてだ。
自分が体験したライヴが、そっくりそのままCDになって、また聴けるって。
こんなことなら、会場が静かな時に自分の名前でも叫んでいればよかった。

posted at 19:24 | Other | TB(0) | CM(0)

ローリング・ストーンズ02


大阪公演の初日、2度目の大阪公演。
これが最後と噂されるだけに、朝から少し興奮ぎみだ。
この日は会社を休み、ストーンズ公演に向けて万全の体勢を作った。
パール・ジャムの時のような失態はくり返さないようにね。
しかし、その興奮を吹き飛ばしてくれたのが、街で配られていた号外だった。
「米英両軍、イラクに空曝開始」 遂に始ってしまった...。
戦争は避けられないとは思っていたが、まさかこの日になるとわ。
もう、2〜3日先だとばかり思っていたのに。
「中東で戦争が始ったその日にライヴかぁ・・・」と、頭をどうしても過ってしまう。
もし、ストーンズの来日前に戦争が始っていたら、来日中止ってことも十分考えれただろう。
楽しいはずの一日が、とんだことになったなぁって思いつつも、テロの標的にはなっているけれど、まだ日本ではライヴに行ける平和をしみじみ感じた。

前回より、ちょうど5年ぶりの大阪公演。
初のオールタイム・ベスト「フォーティ・リックス」を引っさげてのライヴ。
ファンとしてはこんなこと考えてはいけないんだろうが、どうしても「これが最後のライヴ」ってのが頭の片隅にあるから、異様に興奮しての会場入りした。
この日始った戦争の影響か、持ち物検査の時に金属探知機で調べられた。
これが、どうしても「戦争」というのを思い出させる。
会場に入るとBGMで古いブルースなどが流れていたが、開演予定時間の7時を回った頃から、その曲が終わるたびに歓声がおこり、会場がすでに盛り上がっているのを感じる。
「やっぱり、みんな待ちきれないんだね」
そして、7時を15分ほど回ったころ、会場の客電が落ちてイントロが・・・・

ローリング・ストーンズ05 ローリング・ストーンズ04


"ブラウン・シュガー"のイントロが会場に響いた!! 
ストーンズの数ある曲で、この曲がベスト1だと信じているT.A.Frayにとっては、これ以上にないオープニングだ。
早速、興奮は最高潮に達し...隣の大人しそうなおじさんには悪いけど...飛び跳ねるわ、叫ぶわの大興奮状態になった。
ごめんね、おじさん。
この時点でステージには、ストーンズのメンバーとベースのダリル・ジョーンズ、キ−ボ−ドのチャック・リーベルの6人。
そして、サックスのボビー・キーズしかいない。
その為、今まで観たどの "ブラウン・シュガー" よりもギタ−が冴え、バンドサウンドが充実した迫力あるサウンドだった。
また、いつも必ずある巨大スクリ−ンも無い。
飾りっけ一切ないストーンズは、とてもパワフルで、還暦まじかにはとても見えなかった。

ローリング・ストーンズ03


すっかり重要なレパートリーとなった "ユウ・ガット・ミー・ロッキング" を挟んで、 "スタート・ミー・アップ"
イントロと共に、巨大スクリーンが4つ現われ、メンバー4人をそれぞれ映し出した。
一つのスクリーンに対し一つのカメラで、メンバー一人を追い続けている。
その映像がめちゃめちゃカッコいいんだ。
この時ばかりはスクリーンに釘付けになってしまった。
次の "ドント・ストップ" では、ロニーのギターのネックに取り付けたカメラの映像がなかなか楽しい。

"ロックス・オフ" から "ダイスを転がせ" までの70年代前半の曲の連発は、このライヴの前半のピークだった。
"ビッチ" は初来日公演以来だが、アレンジは断然今回の方がいい。
バンドがシンプルな分、筋力がアップした感じ。
そして今回のライヴの目玉は、何と言っても "キャント・ユウ・ヒァ・ミ・ノッキング"
後半のセッション・パートでは、まずミックのハープが存分にフューチャーされ...やっぱりハープをふいているミックは一番だと痛感した...ボビーのサックスを挟んで、ロニーのギターソロと続く。
ロニーは、椅子に腰掛け自由に渋くソロを決めている。
普段、どうしてもキース、ミックの影に隠れがちなロニーだが、この時は彼が主役。
彼の存在の大きさを示した。

今回のキースコーナーは、「ヴゥードゥー・ラウンジ」からの "スルー・アンド・スルー""ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン"
まず、キースの弾き語りで始った "スルー・アンド・スルー" は、キースの真骨頂。
今回のライヴの収穫の1つだ。
それに、チャーリーのドラムも迫力があった。
前回のツアーのときは、チャーリーの右腕の腱鞘炎がどうのって言われていたけど、心配無さそうだ。
続く "ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン" では、歌っている最中ほとんどギターを弾かない。
この姿も、まさにキース。

そしてもう1つのハイライトは、会場の中央に設けられたBステージの演奏。
"レット・イット・ブリード" は予想外の収穫。
でかい声で歌い、声も枯れてからから状態に。
"ミッドナイト・ランブラー""ビッチ" 同様、初来日以来だったが、余分なステージセットが無い分、キースがスピードを自在に操り、アグレッシブな演奏だった。
こんなのを見ると、小さな会場でのストーンズを観たくてたまらなくなる。

ローリング・ストーンズそして、後半のヒットパレードへ。
ここでは貫禄の演奏。
今回のライヴ中、特に戦争に関するコメントは無かったが、 "ギミ−・シェルタ−" を演った時はグッと来るモノがあった。
もちろん、ラストは "サティスファクション"
頭の上から赤い紙吹雪が大量に舞い降りてき、会場中大合唱の大興奮状態だ。
ミックもキースもステージ所狭しと左右に、まったく歳を感じさせない。
アンコールの "ジャンピング・ジャック・フラッシュ" の時は、まだまだストーンズは転がり続けると確信した...って、言うよりは信じたい。

自分の周りだけかもしれないが、アルバム「フォーティー・リックス」に収録されている曲以外の時の周りの反応が悪かった。
おかげで、何回浮いてしまったことか...。
ミックもキースも、今年で60歳。
誰も行き着いたことが無い地点を、唯一進むバンドである。
これで最後という噂は根強いが、まだまだやれそうだ。
そなことを思いつつ、クタクタに疲れた体を引きずって帰っていった。

セットリスト (3月20日)
1. Brown Sugar
2. You Got Me Rocking
3. Start Me Up
4. Don't Stop
5. Rocks Off
6. You Can't Always Get What You Want
7. Bitch
8. Can't You Hear Me Knocking
9. Tumbling Dice
10. Thru And Thru(キース)
11. Before They Make Me Run(キース)
12. Sympathey For The Devil (B stage)
13. It's Only Rock'n Roll (But I Like It)
14. Let It Bleed
15. Midnight Rambler
16. Gimmie Shelter
17. Honky Tonk Women
18. Street Fighting Man
19. (I Can't Get No)Satisfaction (encore)
20. Jumping Jack Flash







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Author:T.A.Fray
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ディスク・レヴューを中心としたサイトとして始めたものの、最近ではすっかり放置状態。もっぱら、ギターに関する記事が増えつつあります。しかし、なかなかギターが上達しないのが悩みwww
それでも、ひたすら好きな音楽を追いかけ続けるブログです ... たまに、何の関係もない記事アリ。

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