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十字路で悪魔と取引をし、ブルースの魂と驚くべきギター・テクを手に入れた...そんな伝説もあるくらい、ロバート・ジョンスンのギターと魂からの叫びのような声には驚愕する。
実際、ある時期までロバート・ジョンスンはギターもロクに弾けなかったらしい。しかし、2〜3日行方不明に後、帰ってきたときには驚くほどギターが上達していたとうい話しもある...まぁ、後から作られた話っぽいが。
よく聴いてみると、ギターの音が2つ聴こえるのが解るだろう。
サン・ハウスからブルースの手ほどきを受けたというブルースの血脈は、マディ・ウォーターズ、ローリング・ストーンズ、エリック・クラプトンなどなど、今のこの時代まで脈々と続いている。
このアルバムには、1936年から37年にかけて、ロバート・ジョンスンが生前残した41曲の全てが収録されている。
ローリング・ストーンズがカバーした "Love In Vain" や "Stop Breakin' Down Blues" 。
クリームのカバーが有名で、十字路の伝説を歌った "Cross Road Blues" 、ド定番中の定番の "Sweet Home Chicago" など、ブルース・ファンにはたまらない1枚だ。
ただ、初心者には、なかなか辛いアルバムかもしれない。
オススメ度(5点満点)
★★★★

かつて「世界で最も重要なロック・バンド」などと呼ばれ、『Vote For Change Tour』にも参加し、今まで以上にアメリカ大統領選挙に積極的に意志を示しているR.E.M.の3年振りの新作。
アルバムの制作段階で、今回はロック的アプローチ云々という情報もあったが、ふたを開けてみればミディアム、スローな曲が大半を占める予想通りの内容になった。
R.E.M.が3人になってから以前のようなアグレッシブな曲がグッと影をひそめ、最初こそ物足りなさを感じもしたが、気がつけば何度もプレイ・ボタンを押してしまうような、聴き込むほどハマってしまうアルバムだ。
特に印象的なのが、ストリングやキーボード類の使い方だろう。
透明感のあるサウンドに仕上げ、ともすれば冷たく感じそうなところを、マイケル・スタイプの憂いのあるヴォーカルと相まって、とても温かみの感じるサウンドが聴いていて心地いい。
"The Outsiders" と "Boy In The Well" "Aftermath" なんかイイやん。
雰囲気では『AUTOMATIC FOR THE PEOPLE』を思いおこすけど、このアルバムは前作よか気に入ってます。
オススメ度(5点満点)
★★★☆
「キッドA」「アムニージアック」以降、再びバンドサウンドに戻ると言われ、かなりの期待をもって聴いたレディオヘッドの新作。
発売と同時に購入したのだが、ここにUPするのが今頃になったのは、このアルバムの全容をなかなか掴めずにいたから。
まず第一印象は、「あ〜、レディオヘッドも終わったなぁ〜、やっぱりこれで来たかぁ...」ってのが正直なところ。
前2作の様な楽曲を、ただバンドで演奏しただけやんってな感じ。
曲によっては、前2作のような電気的なアレンジ満載のもあるし...。
しかし、もともとこんなアレンジは嫌いではない。
じゃあ何故、あまりいい印象を受けなかったのか?
楽曲の幅があまりなく、どれも同じように聴こえたからだろうか?
多分これだなぁ。
ソングライティングに陰りが見えてきたのは、間違いなさそうだ。
陰りじゃなくても、退屈なのは確かだ。
ただ、最近の印象では..."2+2=5" や "セイル・トゥ・ザ・ムーン" "ゼア・ゼア" などは、結構気に入ってます。
何曲かはとても退屈な曲もあって、曲によって好き嫌いがハッキリ別れてますが。
ただ、聴き込んでいるうちに新たな発見もあり、最近はよく聴いてます。
しかし、誰もマネ出来そうにないアルバムを創ってしまうところは、さすがレディオヘッド...恐るべし。
オススメ度(5点満点)
★★★
6月2日に出る新作がやたら前評判いいから、CDショップでこのシングルを見つけたときは、アルバムの発売を待ちきれずに買ってしまった。
「次のアルバムでは、ギターサウンドに戻る」かなり前からこう言われていたが、実際聴いてみると確かにバンドサウンドに戻ってます。
でも、レディオヘッドのファンが手放しで喜べるような、「ザ・ベンズ」や「OKコンピュ−タ−」のようなサウンドではなかった。
分かりやすく言えば、前の2作のテクノロジーをちょっと後ろにやって、バンドが前に出てきたって感じ。
でも2曲目・3曲目は前2作のまんま。
特に3曲目の "ウェアー・ブルーバード・フライ" のような「プチプチ」ゆう音は嫌い。
この表題曲は前半スローで始り、後半にかけてどんどんスピード感が増していき、ギターも前に出てきたなかなか迫力ある曲だが、期待が大きかった分だけ少し普通に聴こえる。
この曲だけではニューアルバムの全容なんて分かりっこないけど、さぁ〜どんな感じなんでしょうね?
オススメ度(5点満点)
★★★
前作「キッドA」から、短いインターバルで届いたこの新作。
前作と同時期にレコーディングされたらしく、「キッドA」と双児のようなアルバム。
前作同様に感情を排し、ある意味冷たい印象を受ける。
「レディオヘッドは、どこまで遠くに行ってしまうんやぁ?」てのが正直な感想。
曲単位で聴いていると非常に退屈に思えるが、やはりアルバム1枚通して聴いていると不思議にレディオヘッドの世界に引き込まれる。
それはレディオヘッド唯一の音がそこに在るからだ。
次々に革新的なアルバムを発表する彼等だが、次のアルバムが非常に気になる。
その時、またレディオヘッドがヘビーローテーションになっているのか、それとももうついて行けなくなってるのか・・・。
オススメ度(5点満点)
★★★

前作が傑作だった為、かなりの期待と少しばかりの不安をもって買ってきたレッチリ通算8作目。
聴いてみると・・・それまでのファンクよりメロディ・歌に重心を持ってきた内容。
前作でもそんな傾向はあったが、今作はそれにますます磨きがかかった感じ。
特に印象にのこるのはジョンのハーモニーだろう。
1曲目の "バイ・ザ・ウェイ" こそ今までのレッチリ節炸裂だが、2曲目の "ユニバーサリー・スピーキング" なんて今までに無かったような曲。
この新たな変化は、4人のチームワークが現在最高なんだろうと想像できる。
11曲目の "キャプロン" なんて今までのレッチリならあり得ん曲。
"ザ・ゼファー・ソング" が今のところ大のお気に入り。
前回のヘビーローテのオアシスは今まで通りの音を追求し、レッチリは新たな変化で音の幅を広げていった。
この両者のスタンスの違いにとても興味をもった。
オススメ度(5点満点)
★★★☆
まぁ、驚いた。
正直言って、ここまでやるとは思ってもみなかった。
ギター・バンドから、90年代版プログレに接近。
そして、今回は前作からどう変わるのかとは思っていたが、全編にコンピューターによる電子音やノイズ。
トムの声すら素材の一部だ。
もうレディオヘッドはロックバンドではなく、テクノの領域だ。
ただ彼らにしてみれば、これが彼らなりのロックアルバムかもしれないが。
もう少し、じっくり聴かないとよく分からないアルバムだとは思う。
もしかしたら、これが21世紀のロックなのか?
オススメ度(5点満点)
★★★