Heart Of Stone

if you can't rock me, nobody will.

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ローリング・ストーンズ来日公演



ローリング・ストーンズ来日公演1986年に発売された『DIRTY WORK』を聴いて以来、ストーンズのファンを続けている。
そう、今年はストーンズ・ファン歴20年ということになる。
そんな20周年の節目となる年に、ストーンズの来日公演を観れるのは嬉しいかぎりだ。
90年、95年、98年、03年...これで5度目の来日で、5回目のストーンズ公演。
大阪で観れないのは残念だったが、ストーンズもわたしも初名古屋。
しかも傑作アルバム『A BIGGER BANG』の後だけに、テンションは上がる上がる(笑)。

ロニー以外は、とっくに還暦を超えてしまったストーンズ。
体力や演奏の衰えという声もちらほら聞こえるが、60歳を超えてもなお、あの大きなステージで世界を回ってるってのは驚かざるをえない。
「これが最後の来日」
毎回言われるこの噂も、今回は真実味があるように思えてならない。
そんな色んな思いが頭を駆け巡った...と言いたいところだが、いざナゴヤドームに到着すると、そんなこともすっかり忘れてグッツ売り場へ直行(笑)。

ローリング・ストーンズ来日公演7時20分くらいに会場に入ると、もうすでに前座のリッチー・コッツエンバンドなるものが登場していた。
元ポイズン(懐かしいぃ〜)、Mr.BIGのメンバー達らしいが、全然知らない。
自分達の席を探しながら聴いてると、思った以上に観客の受けがよかったのには驚いた。
「シラっ〜」としてるのかと思ったのだが、歓声も拍手も思いのほか大きかった。
しかし、自分達の席を探すには暗い。
まぁ、演奏中なのでしかたないが、なかなか席が見つからない。
一体、このA2の157番ってどこ?
今までのストーンズの公演は、初来日がキース側(ライト)の1階スタンド席。
95年、98年は、ロニー側(レフト)の1階スタンド席。
03年は、始めてのアリーナ。
Bステージの左側20メートルくらいだった。
そして今回は...えっ!? メチャ前やん!
ロニー側の端の方とはいえ、前から10〜12列目くらい。
ここなら、ミックやキースを2〜3回は目の前で観ることができる。
ただ、Bステージは遥か後方だが...。

リッチー・コッツエンバンドは7時30分頃に終了し、会場にライトが戻った。
周りを見渡せば、10代や20代の若いファンから40〜50代のオールド・ファンまで、様々な年代が集まるコンサートってのを再確認できる。
さぁ、あと30分そこらでストーンズの登場だ。

ローリングストーンズ来日公演

BGMに流れているホワイト・ストライプスの "My Doorbell" が終わらないうちに、会場のライトが落ちた。
ウォ〜」と歓声があがり、爆音とともにループを多用したイントロが流れた。
たちまち会場が総立ちになり、拍手と歓声がドーム内に響いている。
ジャッジャ〜ンとキースのギターが会場中に響き渡った。
オープニング曲は、予想通りの "Jumpin' Jack Flash"
ミックがステージ中央に飛び出してくる。
相変わらず元気だ。
とても62歳とは思えない動きで観客をあおり、飛ばしている。
最初からこんな曲を持って来られると、こちらもいきなりトップギアに入れなくてはいけないから大変だ。
もちろん「But it's all right, I'm Jumpin' Jack Flash, It's a gas! gas! gas!」は大合唱だ。
「ハロ〜、ナゴヤ〜!」。
名古屋が日本公演の最終日。
心なしか、ストーンズも気合いが入っている...気がする...そう思いたい(笑)。

ローリング・ストーンズ来日公演ライトに照らされた今回のステージセットも、とても迫力がある。
このビルの中は、VIPがエキストラとしてストーンズを上から...後ろから...見下ろすことが出来る特等席だ。
あんまり羨ましくないけどね。
続く "It's Only Rock n' Roll" もいい。
キースのチャック・ベリー風イントロが響くと、再び大きな歓声が鳴る。
もちろん、この曲もみな大合唱。
ただ、どうも周りの反応は大人しい。
ライヴを楽しんでるようなのだが、毎回のことながら曲に合わせて飛び跳ねてるのは自分だけ。
これは仕方ないかなぁ、観客の平均年齢も高いからね。

北米ツアーが始まってからずっとセット・リストをチェックしてきたが、これまでのツアーに比べ、もう一つハイライトとなるべくレアな曲の少ない今回のストーンズ。
その中でも特別目を引く曲があった。
ミックが次の曲を紹介する...そう、"She's So Cold" ...これ。
『EMOTIONAL RESCUE』に収録され、映画『LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER』にも登場したこの曲。
一つ一つの音がクリアーでシンプルなリフが印象的な原曲を、『LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER』ではアップテンポなR&Rに仕上げていた曲。
この曲をどうしても聴きたかったから、ミックの口から「シー・ソウ・コー」と聞いたときは鳥肌がたった。
「ヤット・キタゾゥ・ナゴ〜ヤ〜」で始まったこの曲は、映画バージョンよりグっと厚みが増し、新作『A BIGGER BANG』のようなザックリとしたギターを被せ、ワイルドで独特のグルーブを生むアレンジがとてもカッコいい。
周りの反応が皆無の中、ミックと一緒に声を枯らして歌った。

ローリングストーンズ来日公演新作から最初に披露されたのは、"On No Not You Again"
これもライヴ映えする曲だ。
そして、新作の中で一番今までのストーンズぽい曲だ。
このとき、この日初のミック接近。
一番端の方までは来なかったが、突如、周りの歓声が大きくなった(笑)。
やっぱ、この曲イイわぁ。

ミックの「コノ・キョク・オボ〜エテルゥ〜?」で始まったのは、キースがアコギに持ち替えて "Ruby Tuesday"
東京の2日間はとてもレアな曲、"As Tears Go By""Worreid About You" をここに持って来たからかなり期待していたが、"Ruby Tuesday" と来たかぁ...まぁ、キースのバック・ボーカルが聴けたからいいっか。

ミックのかき鳴らすギターで始まる "Rain Fall Down"、すっかり定番曲と化したロニーのスライド・ギターがカッコいい "You Got Me Rocking" と続き、"Gimmie Shelter" へ。
"Rain Fall Down" は、途中、ダリル・ジョーンズのファンキーなベースを大胆にフューチャーしたグルーブ感溢れるアレンジだったが、"You Got Me Rocking" ではミックが「Hey Hey」をトチり、"Gimmie Shelter" はグダグダで何を演ってんだか分からんようになった。
また一回り逞しくなったリサ・フィッシャーの迫力あるボーカルでのミックとの絡みは、いつ観ても最高だが、ちょっと精彩を欠いた演奏だったのが残念だ。
でも、これもストーンズ。
逆に続く "Tumblin' Dice" は、余裕しゃくしゃくの演奏。
この曲は、数あるストーンズのレパートリーの中でも、一・二を争うほど好きな曲。
両手を高々と上げ、全身で浴びるように聴き入っていた。
メイン・スクリーンに映し出された女の子を見て、ミックが「チョー・カワイイ、アトデ・デンワ・スル〜ウ」(笑)。

いつもの事ながら、メンバー紹介の時のチャーリーへの声援の大きさには感激する。
やっぱり、癌や交通事故を乗り越えての今回のツアー、みんなが応援しているのがよくわかるシーンだ。

ローリングストーンズ来日公演キース・コーナーは今回はかなり固定化されていて、予想通り "This Place Is Empty" "Happy" の2曲。
"This Place Is Empty" はアルバム・バージョンと違い、キースのアコギのイントロで始まる。
ロニーは椅子に腰掛け絶妙なスライドを奏で、バック・コーラスやホーンが加わり、とてもムーディなアレンジ。
低いキーがなかなか辛そうだったが、やっぱりイイ曲だ。
"Happy" も、ロニーは腰掛けたままスライドをキメる安定した演奏。
やっぱり、キースと言えばこの曲だろう。
"This Place Is Empty" のしっとりした雰囲気をガラリと変えて、会場はさらに盛り上がった。「ハッピー!」。

ローリングストーンズ来日公演


ローリング・ストーンズ来日公演もう、お馴染みとなったBステージ。
今回は、チャック・リーベルのアドリブのイントロで始まった "Miss You" に合わせ、チャーリーのドラム・セットごと前に移動していき、そのままメンバーを乗せたステージがアリーナ中央へ進んで行く仕掛け。
アリーナ中央じゃないな...どんどん進んで行き、ピッチャー・マウン近くまで行ったんだろうか?
観てるところから、遥か後方に行ってしまった。
進んでいくステージを観てて...今まであまり気にならなかったが...音響の悪さを思い出さされた。
目で追って行くうち、左側にメイン・ステージ、右にBステージ。
右の方から少し遅れて音が響いて2重に聞こえるため、この "Miss You" はハッキリ聴こえない。
最悪の音響だ。
「ン〜、イイナガメェ〜」そりゃそうだろう。
スタンド席にいた観客は、近くまでストーンズがやってきたので、かなり盛り上がっている。
小さくなったストーンズを後ろから見ている方にとっては、羨ましいかぎり。

ローリングストーンズ来日公演


Bステージでは "Rough Justice" "Get Off My Cloud"、そしてメイン・ステージへ戻りながら "Honky Tonk Woman"
再びロニーがスライドに持ち替えての "Rough Justice" は最高。
ホント、ロニーのスライドはカッコいい。
これは、新たなストーンズの代表曲にも成りうる名曲だ。
もうこうなったら、音響の悪さなんて気にならない。
遥か後方から、張り裂けんばかりの声で叫んでいた。
"Get Off My Cloud" は、かつてブライアンが弾いていたメロディをロニーが忠実に再現し、60年代そのままの雰囲気をうまく出していたアレンジ。
「Hey You」の、観客との掛け合いにはかなり盛り上がった。
この曲を聴けたのは、大きな収穫だ。
そして "Honky Tonk Woman" で再び会場が沸く。
もうこの曲は、これまで何百回と演奏してるだろうに、キースのギター・ソロのときにミックが間違えて歌ってしまうミスがあった。
慌ててキースがソロを止めるが、ミックも歌うのを止めた。
またまた慌ててキースがソロを再開する。
こんなストーンズを観て、ニタニタと笑えるのも楽しいもんだ。
メイン・ステージには、大きなフラワー・タンのバルーンが開いていた。

ローリングストーンズ来日公演メイン・ステージ戻って来て始まったのが、"Sympathy For The Devil"
今までのアレンジとは違い、ドラムとピアノだけで始まった。
ミックは「フッフー」と観客を煽ってくる。
それに答えるように、こちらも「フッフー!」。
もうここからは、怒濤のヒット・パレードだ。
"Paint It Black" では声のかぎり叫び、"Start Me Up" では、ミックに合わせ腕を高らかに突き上げた。
もうこのコンサートも終盤ってことは分かっているので、全てをこの目に焼き付けようと必死でストーンズを追っていた。

「イエェー!ミンナ・スゴーイ!!」
そして、本編最後の曲 "Brown Sugar"
キースのリフが会場中に響きわたると、興奮も最高潮。
周りも気にせず、飛び跳ねて叫んでいた...確か、風邪をひいてフラフラだったハズなのに。
するとミックが端まで来て、「イェー・イェー・イェー・フー!」と観客を煽る。
こんなに近くで見るミックも始めてだ。
これで日本も最後、イヤでも会場は盛り上がる。
「イェー・イェー・イェー・フー!」でEmiを持ち上げ、ジャンプする。
一体、どこにそんな体力が残っていたんだろうと思いながらも、60のおっさん達には負けんって頑張っていた(笑)。
そして、一度、メンバー達はステージを去った。

キースリチャーズアンコールを求める拍手や歓声が続く中、聴こえてきたのは "You Can't Always Get What You Want" のイントロ。
コーラスを観客に歌わせ、ゆったりとした雰囲気が会場を包んだ。
毎回、ロニーの手数の少なさに批判の出るロニーのギターだが...そうは思わないのだが...この曲での彼のソロは迫力があった。
ここぞとばかりにギターをかき鳴らす姿が、とても印象的だった。
「イッショニ・ウタッテェ〜」とミックがコーラスを観客に託す。
毎度、お馴染みの光景だが、今回ほど感動的なシーンはなかった。
もう、あと1曲でストーンズの来日公演も終わりなのだ。
それが分かってるから、すっかり声も枯れて出ないのに必死で歌っていた。

キースが左手をネック上で上下に滑らし、「ブゥーン・ブゥーン」とヘビーな爆音のイントロで始まった "Satisfaction"
もう、こうなりゃメチャクチャだ。
叫ぶは飛び跳ねるわ、周りのことなど気にもせず暴れまくっていた。
ここで再びミックが端の方まで来たもんだから、興奮も最高潮に達した。
やっぱりストーンズのライヴの最後は、この曲にかぎる。
もう、何がなんだか全然覚えていない。
ステージの両端から上がった花火で、ストーンズの来日公演の最後を告げた。

メンバー全員がステージ中央に並び挨拶をする。
ホント、あっという間だった。
ストーンズのライヴで、こんなに時間が早く経つと感じたのも始めてだった。
サポート・メンバーがステージを去り、再びストーンズの4人だけで並び、拍手、喝采を浴びている。

ローリングストーンズ来日公演




ローリング・ストーンズ来日公演結局、こちらが期待したレア曲ってのは無かったが、とても満足できたライヴだった。
60歳をとっくに過ぎたメンバー達。
動き、演奏の衰えは否定できないが、観客を盛り上げるワザはまだまだ衰えていない。
まさに怪物達である。
しかし、これでホントに最後の来日になるんだろうか?
このステージを観たら、まだまだ隠居するには早すぎると思えるのだが...規模が小さくなってもいいから、まだまだ観たいバンドだ。

さぁ、明日は仕事。
これから車で3時間かけて、神戸に帰るとするか。
でも、アドレナリンが出っぱなしなのか、風邪をひいてるのにめちゃめちゃ元気だ。
風邪にはストーンズのライヴが良いのかも(笑)。


ローリング・ストーンズ来日公演


Set List (0604.05)
JJ Flash
It's Only Rock And Roll
She's So Cold
On No Not You Again
Ruby Tuesday
Rain Fall Down
You Got Me Rocking
Gimmie Shelter
Tumblin' Dice
--- Introductions ---
This Place Is Empty (Keith)
Happy (Keith)
Miss You (to B-stage)
Rough Justice
Get Off My Cloud
Honky Tonk Woman (to main stage)
Sympathy
Paint It Black
Start Me Up
Brown Sugar
Can't Always Get What You Want (encore)
Satisfaction (encore)


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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽
posted at 22:55 | RollingStones | TB(0) | CM(0)

ローリング・ストーンズ02


大阪公演の初日、2度目の大阪公演。
これが最後と噂されるだけに、朝から少し興奮ぎみだ。
この日は会社を休み、ストーンズ公演に向けて万全の体勢を作った。
パール・ジャムの時のような失態はくり返さないようにね。
しかし、その興奮を吹き飛ばしてくれたのが、街で配られていた号外だった。
「米英両軍、イラクに空曝開始」 遂に始ってしまった...。
戦争は避けられないとは思っていたが、まさかこの日になるとわ。
もう、2〜3日先だとばかり思っていたのに。
「中東で戦争が始ったその日にライヴかぁ・・・」と、頭をどうしても過ってしまう。
もし、ストーンズの来日前に戦争が始っていたら、来日中止ってことも十分考えれただろう。
楽しいはずの一日が、とんだことになったなぁって思いつつも、テロの標的にはなっているけれど、まだ日本ではライヴに行ける平和をしみじみ感じた。

前回より、ちょうど5年ぶりの大阪公演。
初のオールタイム・ベスト「フォーティ・リックス」を引っさげてのライヴ。
ファンとしてはこんなこと考えてはいけないんだろうが、どうしても「これが最後のライヴ」ってのが頭の片隅にあるから、異様に興奮しての会場入りした。
この日始った戦争の影響か、持ち物検査の時に金属探知機で調べられた。
これが、どうしても「戦争」というのを思い出させる。
会場に入るとBGMで古いブルースなどが流れていたが、開演予定時間の7時を回った頃から、その曲が終わるたびに歓声がおこり、会場がすでに盛り上がっているのを感じる。
「やっぱり、みんな待ちきれないんだね」
そして、7時を15分ほど回ったころ、会場の客電が落ちてイントロが・・・・

ローリング・ストーンズ05 ローリング・ストーンズ04


"ブラウン・シュガー"のイントロが会場に響いた!! 
ストーンズの数ある曲で、この曲がベスト1だと信じているT.A.Frayにとっては、これ以上にないオープニングだ。
早速、興奮は最高潮に達し...隣の大人しそうなおじさんには悪いけど...飛び跳ねるわ、叫ぶわの大興奮状態になった。
ごめんね、おじさん。
この時点でステージには、ストーンズのメンバーとベースのダリル・ジョーンズ、キ−ボ−ドのチャック・リーベルの6人。
そして、サックスのボビー・キーズしかいない。
その為、今まで観たどの "ブラウン・シュガー" よりもギタ−が冴え、バンドサウンドが充実した迫力あるサウンドだった。
また、いつも必ずある巨大スクリ−ンも無い。
飾りっけ一切ないストーンズは、とてもパワフルで、還暦まじかにはとても見えなかった。

ローリング・ストーンズ03


すっかり重要なレパートリーとなった "ユウ・ガット・ミー・ロッキング" を挟んで、 "スタート・ミー・アップ"
イントロと共に、巨大スクリーンが4つ現われ、メンバー4人をそれぞれ映し出した。
一つのスクリーンに対し一つのカメラで、メンバー一人を追い続けている。
その映像がめちゃめちゃカッコいいんだ。
この時ばかりはスクリーンに釘付けになってしまった。
次の "ドント・ストップ" では、ロニーのギターのネックに取り付けたカメラの映像がなかなか楽しい。

"ロックス・オフ" から "ダイスを転がせ" までの70年代前半の曲の連発は、このライヴの前半のピークだった。
"ビッチ" は初来日公演以来だが、アレンジは断然今回の方がいい。
バンドがシンプルな分、筋力がアップした感じ。
そして今回のライヴの目玉は、何と言っても "キャント・ユウ・ヒァ・ミ・ノッキング"
後半のセッション・パートでは、まずミックのハープが存分にフューチャーされ...やっぱりハープをふいているミックは一番だと痛感した...ボビーのサックスを挟んで、ロニーのギターソロと続く。
ロニーは、椅子に腰掛け自由に渋くソロを決めている。
普段、どうしてもキース、ミックの影に隠れがちなロニーだが、この時は彼が主役。
彼の存在の大きさを示した。

今回のキースコーナーは、「ヴゥードゥー・ラウンジ」からの "スルー・アンド・スルー""ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン"
まず、キースの弾き語りで始った "スルー・アンド・スルー" は、キースの真骨頂。
今回のライヴの収穫の1つだ。
それに、チャーリーのドラムも迫力があった。
前回のツアーのときは、チャーリーの右腕の腱鞘炎がどうのって言われていたけど、心配無さそうだ。
続く "ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン" では、歌っている最中ほとんどギターを弾かない。
この姿も、まさにキース。

そしてもう1つのハイライトは、会場の中央に設けられたBステージの演奏。
"レット・イット・ブリード" は予想外の収穫。
でかい声で歌い、声も枯れてからから状態に。
"ミッドナイト・ランブラー""ビッチ" 同様、初来日以来だったが、余分なステージセットが無い分、キースがスピードを自在に操り、アグレッシブな演奏だった。
こんなのを見ると、小さな会場でのストーンズを観たくてたまらなくなる。

ローリング・ストーンズそして、後半のヒットパレードへ。
ここでは貫禄の演奏。
今回のライヴ中、特に戦争に関するコメントは無かったが、 "ギミ−・シェルタ−" を演った時はグッと来るモノがあった。
もちろん、ラストは "サティスファクション"
頭の上から赤い紙吹雪が大量に舞い降りてき、会場中大合唱の大興奮状態だ。
ミックもキースもステージ所狭しと左右に、まったく歳を感じさせない。
アンコールの "ジャンピング・ジャック・フラッシュ" の時は、まだまだストーンズは転がり続けると確信した...って、言うよりは信じたい。

自分の周りだけかもしれないが、アルバム「フォーティー・リックス」に収録されている曲以外の時の周りの反応が悪かった。
おかげで、何回浮いてしまったことか...。
ミックもキースも、今年で60歳。
誰も行き着いたことが無い地点を、唯一進むバンドである。
これで最後という噂は根強いが、まだまだやれそうだ。
そなことを思いつつ、クタクタに疲れた体を引きずって帰っていった。

セットリスト (3月20日)
1. Brown Sugar
2. You Got Me Rocking
3. Start Me Up
4. Don't Stop
5. Rocks Off
6. You Can't Always Get What You Want
7. Bitch
8. Can't You Hear Me Knocking
9. Tumbling Dice
10. Thru And Thru(キース)
11. Before They Make Me Run(キース)
12. Sympathey For The Devil (B stage)
13. It's Only Rock'n Roll (But I Like It)
14. Let It Bleed
15. Midnight Rambler
16. Gimmie Shelter
17. Honky Tonk Women
18. Street Fighting Man
19. (I Can't Get No)Satisfaction (encore)
20. Jumping Jack Flash







posted at 19:24 | RollingStones | TB(0) | CM(0)

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ディスク・レヴューを中心としたサイトとして始めたものの、最近ではすっかり放置状態。もっぱら、ギターに関する記事が増えつつあります。しかし、なかなかギターが上達しないのが悩みwww
それでも、ひたすら好きな音楽を追いかけ続けるブログです ... たまに、何の関係もない記事アリ。

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