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ガレージ・リバイバルというムーヴメントの火付け役として、いちシーンを築いたザ・ハイヴスの4年ぶりとなる3作目。
そのムーヴメントも一段落し、失速していくバンドが続く中、たんなる流行りモンではなかったことをこのアルバムで証明してみせた。
無駄なものをギリギリまでそぎ落とし、シンプルだがヘヴィーなロックン・ロールの初期衝動を、見事にわかりやすく示した前作とスタンスは何も変わっていない。
ここでも、相変わらずの“ハイヴス節”が炸裂している。
そしてハイヴスのもう一つの魅力でもある、あの“ダサカッコよさ”も、ますますパワーアップしている。
荒削りなストリングスを無理矢理放り込んだ "Diabolic Scheme" など、新たな試みとなるような曲もあるが、全編を通して疾走感を通り越したハイテンションな直球勝負のナンバーが続く。
超高速ハイテンションな "Abra Cadaver" や "No Pun Intended"、フックの効いた "Two-Thing Touch And Broken Bones" 。
シンプルでポップな "Dead Quote Olympics" など、楽曲の幅も広がっている。
サマーソニックで彼らを観てきたが、ミック・ジャガーを100倍ハイテンションにしたペレがめちゃ印象的だった。
そしてそのライヴは、トリのザ・ミュージックを軽く喰ってしまうほどの素晴らしさ。
最高だった。
オススメ度(5点満点)
★★★★☆
なにかとインキュバスと比較、または同列に見られることの多いフーバスタンクの2nd。
とか言いつつ、始めてこのアルバムでこのバンドの音を聴いたんですがね。
最近はこの手のバンドを全く聴かなくなってたんですが、インキュバスの新作も近いし、「たまには聴いてみるかぁ」ってなノリで買っちゃいました。
んで聴いてみると、なんか呆気無いくらい想像通りの音でした。
メロディーもよく、いい意味でキャッチーでポップでヘヴィ。
躍動感のあるサウンドは聴きやすいのは確かだが、あまりにも王道すぎる感があるのも確か。
別に王道だからどうのとか、革新的だからこうとかは思わないが、全体的に「なんかどっかで聴いたことあるような...?」ってのがある。
こんなこと言い出したら、聴く音楽がなくなりそうだが...。
話を変えて、結構イイなぁってな曲を... "WHAT HAPPENED TO US?" や "THE REASON" のようなスローな曲はいいですね。
ヴォーカルのダグラス・ロブの声が、いい雰囲気を出してます。
あと、"NEVER THERE" も。
どっちかと言うと、ラウド系よりスローな曲のほうが好きですね。
えっ? ダグラスって、明石の高岡に住んでたの?
結構近いやん。
オススメ度(5点満点)
★★☆
今年のサマ−ソニックで復活した、ハノイ・ロックスの1982年に発売された2作目。
当時はレンタル・レコードで借りてきて聴いたいたが、昨日、タワーレコードで見つけたんで思わず買ってしまった。
当時、ストレートなロックンロールにワクワクしたもんだったが、今聴くと全編めちゃめちゃポップなロックンロール。
UKロックとLAメタルとの橋渡し的存在だったのもうなずける。
このアルバムは、その後事故死するドラマーのラズルが参加する前の作品。
1曲目の "モーターヴェティン" からどこか懐かしい感のするロックンロールが聴ける。
8曲目の "オリエンタル・ビート" は当時も今も大好きな曲。
また、スライド・ギターをフューチャーした7曲目 "M.C. ベイビー" も疾走感漂ういい曲だ。
マイケル・モンローとアンディ・マッコイの2人の個性が際立ったバンドだった。
今年復活したが、新たにアルバムを制作するんだろうか?そうしたらいったいどんな音になるのかとても興味がある。
オススメ度(5点満点)
★★★
スウェ−デン出身のガレージパンク・バンド。
それにしても今はジョンスペやストロークス、ホワイト・ストライプスなど、ストレートなガレージロックが大ウケだ。
個人的にはこんな音が大好きなんで大歓迎だが。
1曲目から高速のロックナンバーにぶっ飛ぶ。
ホント、「ぶっ飛ぶ」っていう言い方がピッタリくるナンバーが続く。
スピードとワイルドさと余分な物は全てそぎ落とした骨太なバンドサウンドが、気持ち良いぐらいにアルバムを通して聴ける。
かと思えばサーフっぽいサウンドも聴ける。
かつてのロックンロールやパンクからの影響も見え隠れするが、この疾走感は彼等ならでは。
中でもシングルの "ヘイト・トゥ・セイ・アイ・トールド・ユー・ソー" は大のフェバリット・ソング。
最近またロックンロールが面白くなってきたんじゃないか。今年のベスト10には間違いなく入るだろうアルバムだ。
オススメ度(5点満点)
★★★★